【津田宇水産株式会社(兵庫県たつの市) 様】漁網リサイクルウェアで広げるサスティナブル意識
- k-nagamune
- 11 分前
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―企業概要―
1920年頃、津田宇水産の前身である「津田宇網」は、瀬戸内の東端、室津で網元漁師として創業されました。春はいかなごや鰆、夏はしらす、秋は鰯などの伝統的な漁で地域を代表する漁師として栄え、近年では生食できる安全でおいしい牡蠣や播州サーモンの養殖事業にも参入し、1年を通して瀬戸内の恵みを世界中に提供されています。特に牡蠣の輸出は日本一を誇り、美味しい生食用牡蠣を育てる養殖技術や、鮮度を保つための冷凍技術を日々研究されています。また、2019年からはレストラン事業も展開し、さらに躍進されています。
今回は、漁網リサイクルウェアを制服として導入された経緯を営業部・中野様へお伺いしました。
制服を導入することになった経緯をお聞かせください。
中野様:弊社は漁師の会社で、今までは制服はなかったのです。特に漁業部(漁師)は個人で使い勝手がいい服を、各自で選んで購入して着ていました。そのうえで、弊社は企業成長と、様々な国際認証の取得に伴う国際標準を意識するようになり、企業コミットメントを重視するようになって参りました。企業コミットメントとは、「従業員の会社との一体感や満足感、帰属意識を高める事で会社全体の取り組み、パフォーマンスを上げていこう」という考えです。その1つの試みとして、制服を導入しました。従業員みんなで制服を着ることで帰属意識を高められると考えたのです。

― 今回導入された制服は、漁網のリサイクルウェアでしたね。
中野様:はい、ここ4年ほどで、顧客様が「サスティナブル」への意識が高まっていることから、顧客のニーズへ応えるべく「サスティナブル」を強く意識するようになりました。
水産事業に従事する私たちは、環境影響に配慮した持続可能性を国際的にも証明していくような様々な活動を推進していたところ、たまたまカイタックさんがDAIWAさんの漁網リサイクルウェアを取り扱っていると知り、興味を持ちました。
新しい制服のイメージはありましたか?どのようなイメージだったでしょうか?
漁師用の制服は、作業に適したポケットの位置や着用のしやすさ、自然環境下での強靭性を求めました。
事務スタッフの制服のイメージとして特に重視した点は、小ロットの注文への対応と、自社ロゴの刺繍を製品に施すことでした。

新しい制服で特に重視した点、こだわったポイントはどのような点でしょうか?
漁網リサイクル素材であることが最も重要な点でした。海洋プラスチック問題が一部で叫ばれている中で、私たち漁師も無関係ではありません。私たちが漁網リサイクルウェアを着ることで、まだ漁網リサイクルウェアを知らいない全国の漁業関係者の皆さんに「こんな製品があるんだ」と知っていただき、ウェアを新調するタイミングで漁網リサイクルウェアを検討してもらえれば良いと考えています。
今回の制服の決め手は?
私たちが購入した漁網リサイクルウェアは、リサイクルウェアではない一般的な通常の製品と比較すれば値段は高いです。その上で、津田宇水産はあえて通常より高い製品を選んだ理由として、「あの会社は環境に対して高い意識を持ち、配慮している」という対外的なメッセージを体現していきたいという弊社社長の企業方針があり、今回決定に至りました。制服にコストだけを重視する方針であれば、実現しなかったと思います。
余談ではありますが、実は、弊社は毎年、少しずつ山を買っているのです。海の漁師たちがなぜ、山を買うのか不思議に思われるかもしれません。しかし、地球環境全体で考えた時、海は山から流れる雨水や土壌のミネラルを多く含んでいます。山のミネラルが海にとって大事なので、山を買って、その地域を保全することで、海を守っていきたいと考えているのです。

制服選びで苦労した点はどのような点でしょうか?
選ぶ時点で苦労した点はありませんでしたが、検討した商品がデビューしたばかりの商品だったので、漁師が実際に現場で着用した時の耐久性や強靭性に関するデータや実績がなく、本当に耐久性があるのか、仕事で不具合がないかなどの不安材料はありました。しかしながら、担当営業さんの言葉を信じて、商品を決定する前に私たち自身が実証実験に近い形でモニター着用させていただきました。商品の着心地、性能に納得してから、最終決定しました。
新しい制服の評価・感想はいかがですか?
漁業部(漁師)の屋外作業着は、着用しやすく軽いため、作業しやすいです。作業現場は制服に擦り傷がたくさん発生するハードな使用環境(海上での漁師作業・養殖作業)で、購入してから3年経ちますが、不具合が出るような破損もなく頑丈です。
陸上社員のポロシャツは、通気性が良く伸び縮みする素材なので着やすく、肩こりしないと良い評判です。
カイタックを選んだ理由をお聞かせください。
カイタックさんを選んだ理由は、展示会で漁網リサイクル商品の存在を教えていただいたからです。そこからご縁が始まりました。漁網リサイクルウェアは、お互い初めての試みで、わからないことは「わからない」と愚直なやり取りをする中で信頼関係が生まれたと感じます。
カイタック営業コメント:
津田宇水産様は、私たちの初めての試み「漁網リサイクルウェア」の採用企業の第一号になっていただきました。前例がない分、試験着用していただき、品質に納得いただいてからご購入いただきました。今回ご採用いただいた商品は、プリント加工を多く施しているのですが、通常のユニフォームとは異なる特殊な素材であるため、海水への耐性やプリントが剥離しないかどうか等、厳しい環境下に対応できるプリント種類の吟味するために工場と何度も調整いたしました。また、パンツの丈詰めをする際もプリント加工同様、きれいに仕上げられるよう加工工場と協力し、慎重に加工を進めました。
今後も我々と共にリサイクルウェアを広めてくださる企業様を増やせるよう幅広くご案内していきます。
―企業紹介―
津田宇水産株式会社
本社所在地 :〒671-1332 兵庫県たつの市御津町室津1316-1
Instagram 本社 :https://www.instagram.com/tsudau_oyster/
レストラン事業部所在地 :〒671-1332 兵庫県たつの市御津町室津850
Instagramレストラン事業部 :https://www.instagram.com/tsudau_suisan/
ホームページ :https://tsudausuisan.com/












