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【コラム】事務服のメリット/デメリット 事務服の“今”を解説!

2026年1月15日



以前は女性の企業ユニフォームとして代表的だった事務服。

近年、働き方の改革に伴い、事務服を廃止される企業様も少なくありません。現在、事務服を着用しているけれど、事務服を着続けることに意味はあるのか?また、事務服を廃止するとどうなるのか?そんな企業様の疑問にお答えすべく、今回は、事務服のメリットとデメリット、事務服の“今”の実態をご紹介いたします。




事務服とは?


そもそも「事務服」とは、いったい何でしょう?

事務服、オフィスユニフォームと呼ばれる服は、一般的にオフィスワークや接客などの職種で女性が着用する制服です。

事務服は、1920年代の「スモック」から始まり、高度経済成長期に華やかな制服文化が広がりました。バブル期には高級化・多様化。そして、2000年代以降は男女平等や働き方改革の影響を受けて、制服を廃止する動きが出てくるとともに、ビジネスカジュアルが主流になりました。そして、2020年、コロナ禍でリモートワークが普及し、対面して仕事をする機会が減るとさらに制服の必要性が問われるようになりました。

そのような背景の中でも、医療業、接客業などでは事務服文化は根強く、進化し続けてきました。






メリットは?


それでは、事務服を着ることにはいったいどのような意味があるのでしょうか?着ることでどんなメリットがあるのでしょうか?それは大きく分けて4つのポイントがあります。




  • 企業のイメージアップ


特に接客を伴う仕事では、スタッフがお客様に与える印象はお店や会社・団体のイメージに直結します。きれいで統一されたユニフォームは、相手にきちんとした印象、信頼感を与えます。特に接客の場合、お客様がほかのお客様とスタッフの識別がしやすくなり、サービスの質の向上に繋がります。

また、会社のロゴやコーポレートカラーをユニフォームに取り入れることで、社外での宣伝効果も期待できます。



  • 団結力、一体感を作り出す


同じユニフォームを着ることで「同じチームに所属している」という意識を高め、団結力を強めます。

また、ユニフォームでオン/オフの気持ちの切り替えもしやすいので、着ることで仕事のモチベーションアップに繋がります。



  • 服装の管理、服の管理がしやすい


企業としては、統一のユニフォームにすることで、服装規定を社員に守ってもらいやすく、社員の服装に関するトラブルを減らせます。

また、着用する社員としては、指定のユニフォームを着ることで毎日の服選びの手間が省けます。わざわざ仕事用の服を買いに行く必要もありません。

しかも、事務服は、一般的なジャケットやブラウスよりも機能性が高い素材で作られているため、家庭洗濯が可能だったり、アイロンをかけずに着られる等お手入れもしやすくなっています。



  • 仕事の効率アップ


事務服は仕事のために作られた服なので、一般的な服よりも耐久性が高く、ストレッチ性の良い素材や通気性の高い素材が使用されています。そのため、事務服は一般的な服よりも動きやすく、快適に仕事ができるのです。


事務服のメリットを見ていくと、事務服を職場で着用することは意義があると改めて感じられますね。






デメリットは?



事務服には様々なメリットがあることがわかりましたが、逆に、どのようなデメリットがあるのでしょう?




  • 企業は導入・維持にコストがかかる


まず、社員分のユニフォームをまとめて購入する導入時にコストが多くかかります。その後も新入社員の入社や、着用者の体系の変化、服の経年劣化により追加購入を都度しなければなりません。



  • ジェンダー上の不公平感を生む


事務服は女性社員だけに貸与されるので、制服を貸与されない男性社員がいる場合、不公平感を与える可能性があります。例えば、女性社員には事務服を貸与し、男性社員には被服費を出す会社もありますが、こちらも男女で対応が異なるので公平だとは言い切れません。



  • 着替えが手間


会社までユニフォームで通勤する場合もありますが、会社に着いてから着替える場合は、着替える場所と時間が必要になります。



  • 心理的なストレス


着用者の中には、決まった服を毎日着なければならないということに対して、「本当は着たくない」、「毎日同じ服装で飽きる」等のストレスを感じる人もいます。また、ユニフォームは統一感を出せる一方、個性を抑えるという特徴があるので、多様化が進む現代においては、「自分らしさ」「個性」等の表現ができないことを嫌がる人もいます。




実際に事務服を廃止したら?



前章でもお伝えした通り、男女雇用機会均等法の施行やコロナ禍等の世の中の影響を受けて、次第に事務服を廃止する企業が少なくなくなってきました。

では、実際に事務服を止めてしまったら、どうなるのでしょうか?実際にあった事例をご紹介しましょう。



〔事例1〕 A銀行


地方では有名な大手銀行のA社。

近年の事務服廃止の流れを受けて、ユニフォームを止め、ビジネスカジュアルに変更しました。事務服を廃止することで、企業側としてはユニフォームを準備するコストの削減になり、社員側としては自由な服装で出勤できるので、皆と同じ服装でなければならないストレス解消になります。

女性社員たちは、自分たちの考える“ビジネスカジュアル”で出勤を始めました。

ところが、お客様から華美すぎる、カジュアルすぎる等のクレームが発生

結局、会社としては、事細かくドレスコードを決め、社員の服装が問題ないのかチェックしなくてはならず社員は今まで以上に自分の服装に気を使わなければいけなくなりストレスが貯まる、といった悪循環に。




〔事例2〕 B社


B社は地方の建設会社。

コスト削減のため役員会議で事務服の廃止を決定しました。廃止直後から、何を着ていいかわからず、そのまま今までの事務服を着てくる人、個性が溢れる原色を取り入れたファッションをしてくる人、パーカーにジーパンを着てくる人等、色んな服装の人が同じ事務所で働くことになりました。

しばらくすると、丈の短いスカートや、ラメ入り素材のギラついたトップス等を着る人もいて、来客時の対応を周囲が頼みにくいことや、セーターを着ている人が事務所内の軽作業の際に物に引っかかって転倒しそうになる等のトラブルが出てきました。

事務服廃止当初は自由な服装で出社できることを喜んでいた女性社員も、「毎日何着ようか考えるのが手間」、「仕事のための服を自分で買うのは嫌」等と不満が出てきました

最終的に女性社員たちが会社の上層部に意見を提出し、事務服をもう一度着用開始することになりました。



こちらはほんの一部の事例ではありますが、事務服を廃止して良いことばかりではなさそうですね。



まとめ


いかがでしたでしょうか?

事務服のメリット、デメリットをここまで見てきました。

事務服の廃止を検討する場合は、すぐに決めるのではなく、慎重に行った方が後のトラブル回避にも繋がります。

また、事務服は時代の流れとともに、機能的で、新鮮なデザインのものが毎年作られ、常に進化しています。事務服を止めてしまう前に、是非一度、我々ユニフォームの専門業者へ相談してみてください。第三者の目線から意見をもらうことで、見えなかった課題が見えるようになり、より良い解決方法が見つかるはずです。








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